本日は、いまや常識化している清潔環境である、除菌殺菌について
その弊害情報を発信してくれている記事の情報です。
定期購読させてもらっている「週刊 事実報道」さんの6月21日号の
一面に掲載されていた記事です。
この記事によると、清潔環境が、赤ちゃんの「急性リンパ性白血病」
を引き起こす可能性があると警鐘をならしています。
これは見過ごせない情報だと感じましたので、新聞の記事を転記して
情報共有しようと思いました。
以下がその記事になりますので、興味のある方はお目通し下さい。
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「過剰滅菌社会」の犯罪
乳幼児免疫力向上せず「白血病」に
除菌は正しいという考え方が、われわれの頭の中にある。
だが、それは大きな誤りだ。「清潔」という近代衛生学の観念が
生んだ「除菌」が、今、新たな病気発症の道筋をつくっている。
今や、日本ではどこの店舗にも「99.99%殺菌」といった文字が
並んでいる。
そして、赤ちゃんが暮らす環境をほとんど無菌室のようにしてしまう。
しかし、それが「ものすごく体に悪い」ことだとしたらどうだろう。
子供たちを襲う「無菌」
科学誌ネイチャーの「レビューズ・キャンサー」に「小児白血病は
生後1年までにたくさんの細菌に触れる生活をすることで予防できる
可能性が高い」という論文が掲載された。
英国の研究者たちが主導したこの研究によると、幼児期の段階で十分に
細菌にさらされていない子供たちは、自らの体内の免疫システムを
作り上げるための準備が発達せず、「急性リンパ性白血病」という
致命的な病気を引き起こす可能性があるという。
2〜5歳に発症することが多い「急性リンパ性白血病」は、高度な文化と
豊かな社会生活を営む国や地域で特に一般的な病気であり、その発生率は
年間約1%ずつ増加している。
その原因はこれまで不明とされてきたが、英国ロンドンがん研究所の
メル・グリーヴス教授は「幼児期、特に生後1年までに清潔すぎる環境で
過ごした子供たちが一般的な感染症(風邪やインフルエンザなど)に
かかった後に発症する」と結論付けた。
つまり、十分な免疫のない子供たちは、インフルエンザのような比較的無害な
ウィルスに対してさえも免疫が機能しないことで、必要以上に白血球に影響を
及ぼすというのだ。
発生率 日本も毎年1%増加
清潔すぎる生活をやめるだけ
それは30年間にわたる小児白血病の研究の結論でもあり、また、小児白血病の
ほとんどの症例が予防できる可能性が高いということを示唆する。
その予防法は極めて簡単だ。
子供を保育園に通わせ、自然に細菌がいる環境の中で周囲の子供たちと共に接触する。
育児は母乳で行い、なるべく子供を野外で遊ばせて、そして過度に家を清潔に
しないようにする。
現代の医療では、小児白血病の治療は必ずしも成功するとは限らず、重大な副作用の
危険性もある。1%程度といわれる「遺伝による発症」を除いて、子供の白血病を
ほぼ完全に予防できるのであれば、医療現場に及ぼす影響は計り知れない。
現在、日本でも年間500人の子供が急性リンパ性白血病を発症しており、その発生率は
毎年1%ずつ増加している。「清潔すぎる生活をやめるだけ」でこの状態を停止できる
としても、あなたは過度に清潔な生活を選ぶだろうか。
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転記はここまでです。
こういった情報は、一般マスコミやTVでは、ほとんどお目にかかれない
情報だと思います。
こういった情報も頭の中に止めながら、日常生活をしていきたいものですね。
生活環境を除菌無菌にするよりも、生活環境にこそ乳酸菌を上手に活用し
善玉菌優位の発酵環境を構築した方が、諸問題を防ぎ、体の健康維持には
有効だと思いますがいかがでしょうか。
本日もおいで頂き、ありがとうございました。