最近は、ご愛用者のご紹介により、新しく乳酸菌を生活に取り入れて下さる方が
随分と増えてきました。
お問い合わせのメールや電話も増えてきています。
そのお問い合わせの中で、最も皆さんが気になってお聞きになることは、この「蓬龍宝」は
飲めるんですか? と言うものです。
(株)環協開庸研究所のHPのメインページにも書かせてもらっていますが、
製造メーカーとして、当初の目的通り、生きている乳酸菌を皆様にお届けしたいと思って、
食品規格で製造していますが、残念なことにこの国の食品衛生法では
人が飲用したり、身体に直接塗布して使用する場合には、殺菌しないと許可が出ないんです。
その結果として、生きた乳酸菌をお届けするために、人間用であることを商品説明から
排除し、生活環境を生きている乳酸菌により、発酵させて発酵環境を構築する為の
環境用発酵資材として、販売にこぎつけたという経緯があります。
そのため、会社としては法律を守らなければ、違法企業として取り潰しも可能性として
あるため、飲めますかとかいう質問にはお答えできないのです。
しかし、情報が無ければ本当のところはわかりませんので、乳酸菌普及協会という
個人の発信による乳酸菌の情報をお知らせし、皆様に自分の頭で考えて頂いて判断して
頂き、活用方法のあれこれを、体験者の報告も含め情報の共有化に努めているところです。
ここからが本日の本題です。
この乳酸菌液の働きと言うのは、何かの病害に効果があるというようなお薬では
無いんです。
基本は、人体の内外を乳酸菌を始めとした微生物により、発酵状態を作っていく
過程で、免疫力が高まり、その結果人間が本来持っている自然治癒力を正常化していく
事により、自分の身体の不調を修正治癒させていくという事なんです。
ですから、免疫力が高まっていけば、自然と不調が快調に変化していきます。
言い換えたら、どんな病害にも効果があると言う事になります。
それともう一つ確実な事は、個人個人の体質体調により、発酵速度が違ってきますが
継続していれば必ず発酵状態となり、例外なく不調箇所が修正されることです。
そのメカニズムの一端をご紹介します。
腸内には、約2割の善玉菌と呼ばれる菌と、やはり約2割の悪玉菌と呼ばれる菌、それに
善玉にも悪玉にも、どっちにもなってしまえる、日和見菌と言われる菌が約6割存在します。
発酵状態とは、この善玉菌たちが勢力を伸ばしてくると、約6割の日和見(ひよりみ)
菌君たちは一斉に善玉菌の働きをするようになります。
この時悪玉菌達は、どうしているかと言うと、やはり存在はしていますが、
悪さが出来ない状態になっています。
この逆が腐敗です。悪玉菌の勢力が増大してくると、日和見(ひよりみ)菌君たちの力で
発酵状態から一気に腐敗状態へと移行してしまいます。
ですから健康状態を維持していくには、常に意識して発酵状態を維持していかなければ
ならないんです。
その為に必要なのが、生きている乳酸菌と言う事です。
乳酸菌と言うのは、完全なる善玉菌ですから、この乳酸菌を定期的に人体の内外に
供給し続けていけば、本来その方に常在している善玉菌のサポーターとして、善玉菌の
勢力拡大に貢献してくれますので、日和見君たちも安心して善玉菌として活躍してくれます。
勢力が弱くなった悪玉菌君たちも、この発酵状態になれば、悪さは出来ませんが
それなりに活躍してくれるようになっています。
ですから、気を抜いて暴飲暴食をうっかりすると、また悪玉菌の勢いを強めてしまい
腐敗環境になってしまう事も十分にあり得ますので、一度発酵状態になれたら
是非にも粗食小食を維持して、発酵状態で健康を維持して欲しいと思います。
では今朝はこの辺で失礼致します。